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不耕起栽培

不耕起栽培について専門誌で紹介されました。
不耕起栽培について記述するに当たり、当農園の不耕起栽培について大変うまくまとめていただきました。農文協さんの了解を得て本文そのままで不耕起栽培をご紹介いたします。

農業専門情報誌「現代農業」2005年7月号
不耕起で水のやれるトマトになった
岐阜県高山市丹生川町より   編集部

いっぽう、八年間もベットの部分だけを不耕起にしている橋場康夫さんのような人もいる。八年もの間耕さない土はさぞかし固いのだろうと思ってみたが、橋場さんのベットを掘ってみて、そのイメージは崩された。−−−軟らかい!表面数cmは、流石にちょっと硬くてしまっているが、それを砕くと、その下は意外と簡単に指が入る。大小さまざまな土のかたまりがコロコロほくほくしていてなんとも気持ちがいいのだ。「よく耕したふかふかの土は軟らかいような感じがするけど、実はそういう土のほうが水がかかると締まって固くなる。いじくらん(耕さない)でトマトの根が耕したまんまにしとくほうが土は軟らかいような気がするな。それにそのほうがトマトの根の後がそのまま残っとるから、水の浸透性もようなるよ」と橋場さんも言う。
 山を砕いてつくった橋場さんの畑は100mで2%ほどの傾斜がある。前面耕起していたときは、雨が沢山降ると、ハウスの端から染み込んできた水が、傾斜の下のほうに溜まり、そこだけトマトが大きくなっていた。しかし不耕起にしてからはそういう生育のばらつきがなくなった。「前は水は集まるところに集まりよったけど、今は外から水が入ってもサーッと引いていくような感じがするなー。
ゆっくりスタートでバテないトマトに
 トマトの生育もガラッと変わった。前面耕起して肥料も全層に入れていたときは、どちらかと言えば初期成育型、だったのだが、近年、初期はゆっくりだが、後半から力が出てきて最後までバテないトマトになったと言う。「3段目くらいまでは樹が小さくてこだまの実も結構多いんやけど、5段目の花のころから樹勢が強くなって収量も伸びてくる。」つまり通路に入れた肥料を吸えるくらいまで根が伸びるころから、トマトは力が出てくるということらしい。「昔は産地全体で、トレンチャーで穴を掘って深層施肥なんてのもやったけど、それから全層施肥が主流になって、今また『品質重視、長段取り』ということで、肥料は遠くに入れましょう。と言う指導になってきとる。不耕起にするとベットに肥料を入れられない。通路に入れることになるから、そういう意味では今の指導とあっとるのかも知れんな」
ベットの土も残痕で自然に肥える
 橋場さんは、何年も肥料を入れていないベットの土が年々肥えてきたとも感じている。触るとホクホクして色も良くなってきた気がするのだ。それはトマトの根のおかげではないかという。収穫が終わったトマトは秋、引きぬいて通路にすきこんでいるが、引き抜くときに切れてしまった根はベットに残ったままだ。通路のようにふんだんには有機物を入れなくても、その根に微生物が集まり、土をつくってくれているのではないか。
 不耕起栽培はトマト任せの栽培だと橋場さんは言う。トマトの根が自分で土を耕し、水はけも水持ちも良い土の状態をトマトがつくる。そこから水や肥料を運んできて成長し、収穫が終わると土に還り土を肥やす。まさに省力技術の真骨頂だ。